DENTIST
COLUMN

歯科医師コラム

Vol.1 歯内療法について

皆さん、こんにちは。

宮城高等歯科衛生士学院 副学院長の上原です。

 

歯の治療は、細かくて分かりにくいと言われますが、今回は、特にわかりにくい歯内療法(シナイリョウホウ)をあえて取り上げ、お話させていただきます。

 

通常、歯の根の管(根管といいます)に関係した治療を意味します。

歯は、体の中で一番硬い組織ですが、その中に歯髄という組織があって、顎の骨の中の神経や血管とつながっています。

 

俗にシンケイを取るという時は、この組織を取ることを意味します。

なぜ取るかと言うと、むし歯や外傷等で感染を受けると、歯髄が我慢できないほど痛んだり、歯肉が腫れたりします。

 

このような時に歯髄の一部または、全部を除去して歯を残す治療をし、歯を救います。

放っておくと、リンパ節が腫れたり、発熱したりして、全身に影響が出ることがあります。

 

歯を支える土台として根の治療をすることで、歯を更に持たせることができるわけです。

これを機会に是非覚えておいてください。

 

なお、現在、コロナウイルス感染症の影響で、痛みを我慢して受診を控えたり、応急処置を希望される患者さんが増えております。

 

このため歯内療法でも助けられないような歯を抜くケースが増えることを心配しているところです。

どうぞ歯に不安のある方は、主治医等に気軽にご相談下さい。