DENTIST
COLUMN

歯科医師コラム

Vol.6 根管治療の大切さ

皆さん、こんにちは。

宮城高等歯科衛生士学院 副学院長の上原です(歯科医師、歯学博士)。

 

前回、歯内療法について説明しましたが、その中の特に根管治療について、その大切さを説明します。

 

虫歯で、破壊されてしまった歯でも根管治療(根の治療)で、保存することができます。

それだけでなく、前の健康な歯と同様にいろいろな物を咬んだり、機能させることができます。

逆に根管治療が、不完全だと、被せても十分な機能を果たせず、痛みや腫れが出たり、抜歯になる場合もあります。

 

根管は、直径が、1ミリ以下と細く、塞がったり、曲がっていることがしばしばあります。

根管治療では、小さな器具を使って根管内を清掃し、形態を整え、できる限り無菌的にそして緊密に根管を封鎖しなければなりません。

このため、より高度な技術が要求されます。被せるなどして機能回復ができるまで治療するには、通院回数も多くなりますが、90%以上の確率で歯を救うことができます。

 

現在、コロナ禍の影響もあって、根管治療の中断の方を結構見かけます。

中断するとかえって、感染や破折等で、予後不良となり、抜歯になる場合があります。

根管治療の中断は、是非避けてください。

基本的に歯の治療は、途中で止めないように、よろしくお願いします!!