医療国家資格「歯科衛生士」とは
歯科衛生士は、その専門課程を修得し、国の資格試験に合格した者が厚生労働大臣から認定を受け、歯科医療・保健・福祉の分野で活躍するスペシャリストです。
会話や食事…〝口〟は私たちが心身共に健康な生活を送るために欠かせない大切な役目を担っています。
歯科衛生士は、赤ちゃんが胎内に宿ってからその生涯にわたり、 ライフステージに応じた口腔ケアをしながら全身の健康づくりのお手伝いをします。
今、歯科医療は口腔の疾患の治療から予防へ、さらに、QOLの向上を目指すものへと大きく変わっています。
その中で、歯科衛生士の職域は広がり、医療分野で期待されている職種です。
プロフェッショナルを
育てる4つのスキル

歯科予防処置
直接患者さんのお口(口腔)に触れ、歯垢(プラーク)や歯石を取り除いたり、薬を塗布して、歯周病やむし歯を予防します。

歯科診療補助
歯科診療がスムーズに進むように、歯科医師の診療を補助するとともに、共同で患者さんの診療にあたります。

歯科保健指導
歯科保健に必要な歯磨き指導や食生活指導を行い、口腔の健康をサポートします。

介護歯科保健・在宅歯科診療
歯科医師と共に在宅や施設等での歯科保健医療サービスを行います。
歯科衛生士への道
現在、歯科医療は口腔の疾患の治療から予防へ、また、超高齢社会の急速な進行による口腔ケアの必要性など、歯科衛生士の存在性はますます重要になっています。
やり甲斐があり、誇りをもって歩むことができる歯科衛生士の道。
その歯科衛生士になるためには、その専門課程を修得し、国家試験に合格する必要があります。